総工費1500億円 国民の館
1989年にルーマニア革命が起こるまではチャウシェスクの独裁国家だった。
その遺産として知られるのが国民の館と言われる建物
あまりにも大きいのでカメラに収めるだけでも大変だった。
総額1500億円もの資金をかけて建設された宮殿は
地上10階、地下4階建ての建物
3000を超える部屋があり
この建物の建設費のために国民の生活は圧迫され
のちにルーマニア革命が起こった。
内部は階段からカーペット、内装まで豪華な造りになっている。
革命が起こりチャウシェスク大統領が処刑された際に工事が中断し
解体する案もあったが解体費が高額になるためそのまま工事が進められた
今でもまだ未完成で一部は工事中になっている
建物内にはこうした部屋がたくさんあるため
とてもじゃないが一日で全部回るのは不可能
一部は観光客向けに開放されており見学することができた。
正直広すぎてどこがどこの部屋なのかがよく分からない
国民の館とは名だけで実際はチャウシェスク個人の館になっており
その内装や造りからもそれがよく分かる
この館の建設でルーマニアの経済発展が大きく遅れ
ヨーロッパの中で後進国となってしまったのは言うまでもない。
改めていい時代に生まれてきたと実感することができた。
白タクと野犬に注意!
お互いにシェンゲン協定加盟国ではないため
入国審査の為に夜中に叩き起こされるのは辛かったが緩々の審査で安心した
通貨:レウ
ビザ:90日以内の滞在なら不要
ブカレストを事前に調べていると必ず出てくるのが治安というワード
以前に日本人観光客が空港から白タクに乗り
山奥に連れていかれて殺害されたという事件があった影響もあると思う。
白タクの区別がつかない場合はUberがあるので
それを使うのが一番いい!
あとブカレストで気になるのは野犬が多いこと
2019年時点では市内で野犬を見かけることはなかった
ただ郊外行けばまだいるらしい。おまけに中心部から離れると治安も悪化するので
あまりうろつかないのが身の為だと思う。
ブカレストの街もソフィアと同じく寂れていて
The 東欧 という感じだった。
全長20mほどしかない寂れたパサージュがあると思えば
とてもおしゃれな図書館があったりする。
社会主義時代に建てられたマンションなんかは未だに多く残っていた。
寂れた中にも落ち着きがある街
イスラエルから飛行機で2時間
東欧ブルガリアに到着
東欧諸国の中でも治安が良く落ち着いた雰囲気が印象的な国だった
通貨:レフ
ビザ:90日以内の滞在なら不要
ブルガリアの首都ソフィアは
ヨーロッパの中でも古い都市の一つで
7000年以上の歴史がある街
ソフィアにはブルガリアで一番美しいといわれる
ビザンツ様式の教会がある
それがアレクサンダル・ネフスキー寺院
ヨーロッパでいくつも教会や寺院を見てきたが
この寺院は東欧ぽさ全開の寺院だった。
外観や雰囲気が西欧諸国のものとは違い
ロシアぽさがありながらヨーロッパの雰囲気も感じることができるものだった。
寺院だけではなくソフィアの街を歩いていても
東欧に来たなと感じることができた。
街は西欧諸国と比べて少し暗く活気もあまり感じられない
かと言って治安が悪いわけでもなく落ち着いている。
少し寂れたソフィアの街の雰囲気は嫌いにはなれなかった。
人があまりいないなと思えば
街でデモ隊に遭遇したりしたが
なにせブルガリア語が全く分からないので
内容名までは理解できなかったが警察もいたので
デモだったことは間違いないだろう。
観光するには少し退屈に感じる街かもしれないが
長旅の疲れを少し取る場所としては最適な場所だった。
三つの宗教が交差する聖地エルサレム
中東イスラエル
エルサレムにはヨーロッパからも多くの巡礼者や観光客が訪れる。
通貨:シェケル
ビザ:90日以内の滞在なら不要
ユダヤ人は歴史から見てもヨーロッパ人から迫害や差別を受けてきた人種で
今でもそうしたユダヤ人軽視は少なからず残っているのは事実。
三つの宗教の聖地がエルサレム
エルサレムは四方を壁に囲まれた城壁都市で
ユダヤ教徒の聖地になっている。
嘆きの壁とはユダヤ教徒が壁に向かって祈るように何かを嘆いている
祈りの場は男性と女性に分かれており男性はキッパと呼ばれる帽子を被っている
壁に嘆いて何になるかは分からないが
この場所が神聖な場所だということは分かった。
嘆きの壁は観光地にはなっているが
ユダヤ教徒にとっては神聖な場所でもあるので
極端に肌を見せるような服装は避けるべきだろう。
またエルサレムは宗教上の関係で
一般の観光客が入ることのできないエリアや
写真撮影が禁止の箇所なども存在するので
観光の際は気を付ける必要がある。
世界一入場料が高い世界遺産
中東にあるヨルダン王国
情勢が安定しない国に囲まれながらも治安は安定している
通貨:ディナール
ビザ:ビザが必要
ヨルダン入国の際にはビザが必要だが
空路で入国する際は空港でアライバルビザが取れるので
事前に手続きなどは必要ない。
ヨルダンと言えばペトラ遺跡!
首都アンマンからバスで3時間ほどの場所にあり
中東を代表する大遺跡になっている。
世界一入場料が高い世界遺産としても有名
その金額は日本円で一人8000円!
正直8000円の価値があるかどうかは分からないが
ヨルダンに来てペトラ行かない理由はないので
ヨルダンに来たら必ず行くべき遺跡だと思う。
ペトラ遺跡はインディージョーンズの舞台にもなった場所で
失われた遺跡ともいわれている
岩と岩に挟まれた細いシクと言われる道を抜けると
エル・ハズネ(宝物殿)に出る。
ペトラ遺跡は砂漠の中にある遺跡で昼間はとにかく暑い
また道が開けているので日陰なども無いので
熱中症には注意する必要がある。
遺跡は広いので徒歩で回ることになり体力が必要だが
ラクダや馬車もいるのでお金を払えば乗せてもらえるので
効率よく回るにはいいかもしれない。
カッパドキアの熱気球
トルコが世界に誇る観光地カッパドキア
キノコのような形をした岩が一帯に広がっており
その珍しい地形は世界遺産にも登録されている
数千年もの間、自然と人類の歴史が共存してきた場所でもあり
そんな変わった地形のカッパドキアの夜景は本当に綺麗だった
カッパドキアが一番きれいなのは朝で
日の出と同時に無数の気球が空に上がる
この気球には150ドルくらいで乗ることもできる
自分は気球に乗っていないので分からないが
気球から見るカッパドキアの街も綺麗だったと
欧米人の人が言っていた。
この景色が見られるのは早朝だけなので
皆早起きして丘の上まで見に来ている
珍しいホテルもあり立地がいいホテルに宿泊していれば
バルコニーからその景色を見ることも可能。
街の高台に行けば無料でカッパドキアの景色を見ることもできる
野犬もいるが人間慣れしているので
襲ってきたりすることはない。
むしろ写真を撮らせてもらえる
奇岩が作り出したカッパドキアの景色は
世界でもここでしか見ることができないものなので一度は見ておきたい景色
洞窟の中に教会や地下都市を作り上げた歴史があるので
時間があればそれらの遺跡群にも是非足を運んでほしい!
トルコの素晴らしさ
海峡を渡る手段として車や電車もあるが
フェリーが一番メジャーな交通手段になっている。
また車移動だと渋滞は避けては通れないので注意する必要がある
人口1500万人を超える大都市でありながら
市内の道は狭くさらには路面電車も走っており
通勤時間帯や休日には必ず渋滞が発生するので
移動の際は時間に余裕をもって行動することをオススメする
ボスポラス海峡の橋の上では釣りをしている地元の人がたくさんいる
平日の昼間から釣りをしている人たちを見て
日本では考えられない光景なので
改めて文化の違いを感じた。
トルコは料理もとてもおいしい国で
フランス料理、中華料理に並んでトルコ料理は世界三大料理に一つで
安くて美味しいというのがトルコ料理最大の特徴
こうした市場の料理もとても美味しく何を食べても外れは無かった。
それ以外でも美味しい食べ物はたくさんある。
市場では買い物と食べ歩きで一日過ごせるくらいなので
イスタンブールに行った際は是非足を運んでほしい
トルコは今まで訪れた国の中でも大好きになった国なので
トルコの素晴らしさをぜひ感じてほしい。