自分だけの世界地図

What you want to do before you die in this world.

革命家チェ・ゲバラ

カリブ海に浮かぶ小さな島国キューバ
 
世界でも数少ない社会主義国
 
この国は自分の価値観を変えてくれた思い入れのある場所
 
まだ20代の若いうちにこの国を知ることができてよかったと思う。
 
この国には資本主義の世界で生きていたら気付けないことがたくさんある。
 
キューバ
 
ある革命家がこう言った。
 
もし私たちが空想家のようだといわれるならば、救いがたい理想主義者だといわれるならば、できもしないことを考えているといわれるならば、何千回でも答えよう「その通りだ」と
 
これは中南米を放浪し当時蔓延していた資本主義国家による
 
独裁政権や搾取体制に怒り武器を取り
 
カストロらと共にキューバの自由のために戦ったチェゲバラの言葉。
 
ゲバラキューバ革命の英雄ではあるが
 
実はキューバ人ではなくアルゼンチン人の医者。
 
裕福な家庭で育ちながらも贅沢を捨て
 
貧困や不平等に苦しむ人たちのために戦った革命家がキューバに眠っている。
 
キューバ
 
キューバ
 
革命広場から見える内務省の壁にゲバラが描かれている。
 
キューバ革命の英雄として国民からも尊敬されており
 
実際にカサ(民泊)のオーナーや地元民に聞いても
 
ゲバラのことを悪く言う人は誰一人としていなかった。
 
 
 
公務員の給料は日本円で月3000円ほど
 
それでも生活していけるのがキューバという国の制度
 
食料品、衛生用品、住宅などは国から支給され
 
極論を言えば働かなくても生きていける。
 
この配給制度はキューバ革命後に整備されたらしい
 
実際に街を歩いていても配給所らしき場所で
 
パンなどをもらっているキューバ人を何度も見かけた。
 
キューバ

それでもソ連崩壊後は配給で支給される量はかなり減ったらしい。
 
近年キューバでは観光客を対象とした
 
タクシー運転手やカサ(民泊)のオーナーなどの
 
個人事業主が増えてきているらしい。
 
その結果、貧富の差が広がってきているらしく
 
これからキューバは大きく変わっていくと思う。