プミポン国王の葬儀の日
微笑みの国タイ
日本人も多く旅がしやすい国の一つだろう。
欧米人にも人気が高く東南アジアを周遊する際に拠点になっている
通貨:バーツ
ビザ:空路なら30日、陸路なら15日不要
タイの首都バンコク
東南アジア有数の大都市で近年経済発展が著しい。
タイは物価が安い!
なんて言葉をたまに耳にするがそれは間違い。
タイは物価が安いというのはもう大昔の話で近年は上昇傾向にある
実際、ナイトクラブやバーなどの娯楽施設は
日本よりも割高に感じるところもある。
自分はこれまでにタイを5回訪れている
トランジェットで半日だけ滞在というのがほとんどだが(笑)
自分が初めてタイを訪れたのが2017年10月26日
なぜそこまで正確に覚えているかというと
その日はプミポン国王の葬儀の日だったから。
プミポン国王とはタイの前国王で在位期間は70年と長く
今でもタイ国民から尊敬されている人物
その日は国中から葬儀のために人が集まっていてみんな黒い服を着ていた
飲食店やクラブなどもその日は休業していて
外国人もあまり派手な服装で歩くことは禁止されていた。
バックパッカーの聖地カオサンロードもこんな感じ
タイ国民みんなが国王の死を悲しみその功績に敬意を払う。
そのような特別な日にバンコクにいたことは一生忘れないだろう
夕方になると東南アジアらしいスコールが降る
一時間程度で止む雨だがかなりの降水量で
タイではこのようなスコールが雨期の間はほぼ毎日降る。
夜になるとより人が増えている
この人数だと一晩中並んでいる人もいるように思えた
飲食店が休業しているから食事をどうしようか悩んだが屋台が出ていた
他に食事をとる場所がないので皆屋台で食事を済ましていた
この日はタイを5回訪れた中で一番印象に残っている出来事で
このような大規模な葬儀は自分が生きている間にはもうないかもしれない。